角膜移植は100年以上の歴史を持つ治療方法である。20年ほど前から角膜パーツ移植と呼ばれる、悪い部分だけを取り替える治療が始まり、現在は主流になっている。さらに近年、培養細胞を用いた再生医療が保険適用となり、iPS細胞由来の培養細胞を用いた治療も秒読み段階となっている。チームジャパンで取り組む最先端の角膜再生医療に関する話題を中心に、研究から臨床へ応用された具体的な事例をわかりやすく紹介する予定である。